【8代目天狼院秘本】もし最終巻の最後の2ページで泣けなかったとしたら、あなたはクリエーターになるのを諦めたほうがいいかもしれない。《通信販売ページ》

天狼院書店店主の三浦でございます。

2017年1月27日(金)に天狼院書店「京都天狼院」はオープンいたしました。
書店をオープンする場合、どの本を仕入れて、どのように展開し、並べるかを考えるのですが、たしかにそれはかなり手間がかかる作業になりますが、一方で並べられる本を選ぶということは、本屋冥利であり、これがあるから本屋はやめられなくなります。

発注リストにあった本は、順次、オープン前の京都天狼院、店舗内に積み上げられました。
そして、それを実際に什器に陳列する際に、僕はどうしても、読みたい本に出合い、作業の手を止め、軍手を外してしばし、その本をめくりました。

それは、全5巻のコミックで、様々なハイパークリエーターの方に勧められて、いつかは読まなければと思いつつも、時間が取れずに読む機会がなかった本でした。

「これ、絶対に読んだほうがいい!」

と、最初に言ったのは、『置かれた場所で咲きなさい』や『シンプルに生きる』、『1坪の奇跡』などの装丁を手がけている石間淳さんでした。また、別の機会にも、

「あれは、本当にいい本だ」

と、言った方がいました。
ミリオン余裕で達成でこの前映画化もした『海賊とよばれた男』の担当編集であり、『週刊現代』、『FRIDAY』の編集長もつとめた加藤晴之さんでした。

そのほかにも、天狼院を訪れる名だたるクリエーターの方が、この本を激推しされている。

そのことを思い出した僕は、京都天狼院オープンでてんてこ舞いだったにも関わらず、深夜遅くに部屋に戻ったあとに、この本を読み始めました。

読んですぐに、なぜ、この本を今まで読んでいなかったのだろうと、自分を恥ずかしく思いました。

凄まじいのです。
とにかく、凄まじいのです。

ここに描かれているのは、もうこの亡くなられている伝説の天才です。

その創作方法が、凄まじい。鳥肌が立つくらいに、自分の創作が恥ずかしくなってしまうくらいに、そして、魂の芯の部分に火が灯されてしまうくらいに、凄まじい。

おそらく、この本には、この天才に薫陶を受け、あらゆる意味で感化されたクリエーターたちの、「感化の歴史」が込められているのでしょう。

それが、渦巻くようにこの作品の中にあって、その上昇するクリエイティブの渦の中に、読者はいつしか飲み込まれて、ハイパークリエイティブを疑似体験してしまうのです。

そう、この本を読むことは、読書というより、体験であり、それは、少しでもクリエイティブに興味がある人には、その体験はより鮮明に身に迫ってきます。本当に、自分がそうして創作しているのではないかと錯覚を覚えてしまいます。

あるいは、自分は今まで何をやっていたのだと、恥ずかしく思うようになります。

戦後からこれまではたとえば、広告優位の「マーケティング主義」の時代だったのでしょう。

けれども、どうやら、時代は潮目に差し掛かっているようです。

「マーケティング主義」の時代から、「コンテンツ主義」の時代へと急速に推移して行っていると僕は思うのです。
『シン・ゴジラ』や『君の名は。』がヒットしたのは、その現れであり、コンテンツの良さを広める役目は、広告代理店から、個人へと広がっていっています。テレビからSNSなどのオウンドメディアへと実質的な広告の主戦場は推移して行っているのです。

つまり、いいコンテンツさえ作っていれば、しっかりと消費者が広げてくれるクリエーターにとって理想の時代になったといえます。

その際に重要になってくるのが、「コンテンツの質」です。
そして、その質をどう高めていくかという「クリエイティブの方法」が、もっとも重要な要素になります。

まさに、この作品は、創作におけるバイブルになりえると僕は思うのです。
これからの時代、特に徹底的に必要になる本だと僕は思うのです。

読んでいる最中に、幾度となく、今取り掛かっている僕のクリエイティブ、たとえばこれから発売される二つの本について、そして4月23日に発売される天狼院の雑誌『READING LIFE』の創作方法について、考えさせられました。

本当に、僕はそれほどまでに打ち込んでいるだろうか?
それほどまでに、作品に命を込めているだろうか?
創作という仕事に、覚悟を持っているだろうか?
読者に対して、お客様に対して、恥ずかしくない創作をしているだろうか?

どの話でも、どの場面でも、行間において、僕は自問しながら読み進めました。

主人公の天才性に、そして、熱熱しく発し続ける「狂」に、感化されながら、僕は自分のクリエイティブについて、ずっと自問し続けました。

そして、まだまだだと。まだまだ行けるのだと、確信して思うようになりました。

その作品にどれだけ深く向き合うか、どれだけ自分の魂を込められるのか、「狂」を灯すことができるのか?

そう考え続けることによって、創作における小さな悩みなど、もはやどうでもよくなりました。

書けない、時間がないというのが、単なる言い訳であって、スランプというのは幻想であり、才能とは単なる結果論に過ぎないと確信的に思うようになりました。

こうして差し掛かった最後の巻の最後の二頁で、なぜか、どっと涙が溢れ出しました。
とめどなく、涙が溢れ出しました。

あるいは、そのとき、見る結論は、残酷な悲劇に映るかもしれません。
けれども、僕は思うのです。
人生とは長さではなく、想いをぶっ込んだ密度であり、「狂」の大きさなのではないかと。

また、こうも言えるかもしれません。

この作品を読んで、何も感じないのであれば、クリエイティブな仕事はきっと向いていない。
もし、最終巻の最後の二頁で涙が出ないようなら、きっと創作に対する想いが弱いのだろうと。

たとえば、あなたがこれからの人生で何らかの創作の道を選ぼうとしているのならば、この作品は最良の試金石になるかもしれません。
小説でも、ライティングでも、舞台でも、絵画でも、イラストでも、モデルでも、写真でも、映画でもなんでもいい。

あらゆる創作を志す人が、絶対に読まなければならない作品です。

今回も天狼院秘本は、以下の条件を承諾いただける方にのみお譲りいたします。

・タイトル、秘密です。
・返品、できません。
・他の人には教えないでください。

また、こうして天狼院秘本を皆様にお届けできることを、本屋として、また、クリエーターの一人として大変うれしく思います。

*8代目天狼院秘本は数年前に出た全5巻のコミックです。上記文章、および、値段等もヒントになると思いますので、ご購入重複なさいませぬようにお気をつけください。



8代目天狼院秘本《通販》¥648×5冊セット+税+送料手数料¥1,000
*送料をいただく代わりに全国の天狼院書店で使えるドリンクチケット(360円相当)+「ファナティック読書会」(1,000円相当)参加券をお付けします。

*店頭でのお引き取り分のご予約は、店頭、メール、電話、メッセージ、コメントなど、あらゆる方法でお受けします。
*「ファナティック読書会」チケットは、通信の方も生中継でご参加できるファナティック読書会の開催を予定しており、そちらのイベントでご使用いただけます。
  • 3,500円(税込)